【施術関連】鍼灸院はどんな所?

【施術関連】鍼灸院はどんな所?

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​皆さん、こんにちは三重県鈴鹿市
鈴鹿ハンターショッピングセンター内にある鍼灸整体院
院長の森田です。​​​​

 

 

鍼灸院はどんな所?

施術所によっては多少異なる部分もあると思います。当院に限らず少しでも皆様の参考になれば良いと思います。

 

 

 

①どんな目的で来られるか?

最近ではスポーツ、リラクゼーション、美容、緩和ケアなど幅広い現場でも行われ、それぞれ得意分野も異なってきます。

その中で雰囲気や目的によって施術所を選ばれると良いと思います。

 

大まかに目的分類すると鍼灸院では下記の様な方が来院されていると思われます。

 

 

【健康維持】

予防、アンチエイジングなど。

 

 

【身体的、精神的疲労の緩和】

肩こり、頭痛、腰痛、倦怠感の症状などに。

 

 

【疼痛緩和】

慢性的な痛みや痺れの症状などに。

 

 

【身体の悩みに対して】

病気に対しではなく症状の緩和に対して

※WHOの鍼灸適応疾患を参照に。

食欲がない、ゲップが多い、動悸がある、便通がすっきりしない、

夜起きてしまう、やる気が出ない、落ち着かない、生理痛が辛い等

「普段の生活で気になる症状」

 

健康な状態から離れつつある状態を東洋医学では

「未病」と呼ばれ鍼灸の得意分野といえます。

 

 

【最終手段として】

薬、食事、運動療法などの併用に。

色々な事をやってみた。

 

中には何かしらの疾患がある場合もあります。

先に病院で検査いただき医師に相談してから来院されるのが良いです。

 

 

 

 

②どんなことをする?

皆さん病院以外では馴染みがないと思いますが、

鍼灸院の中には中医学ならではの体の状態を確認する『四診』があります。

 

【望診】顔、姿勢、体動、体型、舌などをみる。

【聞診】声、呼吸、咳の音などを聞いたり口臭、体臭をかぐ。

【問診】さまざまな質問を行い情報を集める。

【切診】腹、背、脈などを触れる。

 

それによって、

【理】情報を元に原因を探り弁証を立てる。

【法】弁証を元に治療方針を立てる。

【方】処方、ツボを決める。

【穴】ツボの性質について述べる。

【術】鍼や灸など介入方法を選択。

 

この流れは西洋医学の「診察→診断→治療方針決定→治療」と同じで

一連の流れを東洋医学では『弁証論治』と言います。

 

 

 

 

③どんな施術?

外部から鍼や灸の刺激をすることで感覚、受容器、神経などを介して身体へ様々な働きかけます。

 

術者や施術所によっても考えや理論、流派、得意分野が異なります。

なので、鍼の感覚、刺激量、鍼の本数、鍼や灸の種類、ツボの取り方などたくさんのやり方があります。

 

刺すイメージのある鍼ですが中には皮膚上を刺激する鍼もあります。

また日本ならではのやり方として、

鍼管の触れる触覚を与えることで鍼を刺す際の痛覚を軽減する『管鍼法』を行うのが主流です。

 

 

 

④どのような感覚?

太さからの違いから注射針の様な痛みとは異なります。

 

なので鍼を刺す瞬間、多少チクっとすると思いますが人によっても感じる、感じないの感覚は個人差としてあります。

また鍼刺入後に経絡上、ツボなどと言った場所に

言葉にすると「ズーン」や「ドーン」といったような、

下記5種類の鍼特有の深部感覚(響き、得気、気を得る)が起こる事があります。

【酸】だるい

【麻】しびれ、温かい

【重】重い

【脹】張り感、腫れぼったい

【快】心地よい

 

施術上、効果を持たせるため多少鍼の響きが起こりますが刺激も調節できます。

患者様に配慮しながら行っていきますので我慢する必要はありません。

強い刺激だからといって良いと言うものではありませんので、無理せずに気になる事があれば術者に仰ってください。

 

鍼の太さも色々ありますが分かりやすく言うと髪の毛に近い太さですね。

 

 

 

 

⑤どれくらいの頻度?

1番は無理なく続けて来院が出来るペースも考慮しながらと患者様の目的、期間、症状、体質、回復具合などにもよります。

 

基本は下記の通りです。

【週2回以内】急性症状。

【週1回以内】スタンダードに鍼灸の効果を続けて見ていくのにお勧め。

【2週間1回以内】遅くてもこの間隔までに施術できると良いですね。

【1ヶ月1回以内】症状が一定メンテナンス。

 

​来院ペースにもよりますが効果も3ヶ月〜半年など長期で定期的に症状の変化を見ていくのが良いです。

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